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《子育て》小さな失敗はいったん笑ってしまおう

子どもが何かを失敗したとき、できなかったとき、ついつい怒ったり、叱ってしまいがち。
小さな失敗は、まずはママが笑ってしまえば、あとがスムーズ。

小さな失敗は笑ってしまおう

子育て中も自分自身や時間に余裕がない時ほど、「飲み物をこぼした」など、子どもにまつわる小さなアクシデントが起きやすいもの。

そんな時ついつい、怒ってしまいやすいですよね。
もちろん、命にかかわるような危険なことは、真剣に叱るべきですが、我が家の三兄弟をみていても、小さな失敗は怒るよりもいったん笑い飛ばした方が、そのあとの話が子供にしっかり伝わることが多いなと感じます。

そこで、我が家での①ついつい大きな声で起こってしまった時の反応と②いったん笑い飛ばした時の反応をご紹介。

①ついつい大きな声で怒ってしまった時の反応

・子ども自身もパニックになる
 (長男:無になる。固まる、次男:別室に逃げる、三男:とにかく泣いて応戦)
・ママが怒ったというところが協調
 (今日は朝にママ怒っていたね。など、その出来事ではなくいつ怒っていたかというところしか印象にない)
・なんでママが怒っていたのかわからない
 (上記の言葉に「どうして怒ったと思う?」と聞いても「?」が浮かぶ。ママが大変なことでも、案外、子供にとっては小さなことが多い)
・挑戦しなくなる
 やらない理由が「怒るから」「失敗するかもしれないから」になってしまう

②笑い飛ばした時の反応

・子どもの「やってしまったっ!!」という表情が一瞬でにっこりホッとした表情になる
・そのあとのママのお話しに聞く耳をもつ。
 (ここが大切!!)
・失敗するのが悪いことではなく、そのあとのどうするのかという大切さを理解まではいかなくても感じることができる。
 (実際に3歳の三男も「前はこうだったけど、ママがこう言っていたから、今回はこうしてみたよ。ママ嬉しい?」と聞いてくれることがある)
・安心して挑戦することができる。
 (失敗しても、工夫してまた挑戦したら大丈夫。ということを知っている)

失敗を笑い飛ばしたあとが大切

ただ、笑い飛ばしただけだと、安心して同じ失敗を繰り返す、なんてことになりかねません。
いったん笑いをはさんだことで、お互いに気持ちが落ち着くのでそこからが勝負。

子どもと対話しながら、どうしてこうなってしまったのか。では、どうしたら良かったのか一緒に考える時間をわずかでも良いのでとってみると少しずつ行動に変化が現れるのではないかと思います。

失敗からは学ぶことがたくさんです。
失敗できる時に、たくさん失敗してそこから学んだ経験や知識を心の引き出しにしまっておけば、大人になってからも失敗を成功へ導く力にきっとなるはず。