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【子育て】誉め言葉は感謝して受け取ろう!

「ありがとう」の言葉は自分も相手も嬉しくなる

言葉のキャッチボール

子育ては親育てとはよく見聞きしますが、子供たちとのさりげない日常会話にも、気づきや学びがたくさん隠れています。
大人になるとついつい忘れがちな心の動きを思い出させてもらえる場面も多々ありますよね(^-^)

我が家の小学校2年生の長男は、普段から人一倍、頭や心の中でたくさんのことを考えて慎重に行動します。そして、言葉少な目なので、大人からは「話を聞いていない」「ボーっとしている」「やる気がない」などの誤解を受けやすい傾向にあります。

そんな長男から最近ある悩みを突然打ち明けられました。

言葉選び

長男:「友達から『お前サッカー上手いよな!』って言われて『うん!』って返事するのが苦手なんだよなぁ」
母:「???。上手なんだから『うん!』って言ってもいいじゃない?」
長男:「でも・・・」
母:「どうして、そう思うの?」
長男:「だって、上手にできない人が可哀そうだもん」

なるほど!
長男は習い事でサッカースクールに通っているので、学校の放課もお友達とサッカーを楽しむことも多いようです。
お友達から言われた誉め言葉に対して、肯定することでサッカースクールに通っていない周りのお友達で嫌な思いをしてしまう子がいるかもしれないと考えてしまうようですね。

大人は謙遜という日本らしい言葉の技を知っているので『いやいやそんなことないよ』っと本心と違うことも言えますが、じっくり考えてみるともっと他に良い返しがあることにも気づかされます。

そこで、
母:「そういうときは『上手い』って言ってくれたことに、そう思ってくれたお友達に感謝して、『ありがとう』っと言ったらいいのではないかな?」
っとアドバイス。

長男はまた一つ、言葉選びの幅が広がった様でした。

良い言葉のプレゼントはお礼を言って受け取ろう!

誉め言葉に対して
『うん!』っと言ってしまうと、「俺はサッカーが上手いんだぞ」っと自慢のようにも聞こえてしまい、言葉の対象が自分自身だけになりますが、
『ありがとう』っといえば、褒めてくれたお友達の気持ちにも感謝ができ、褒めてくれた言葉も優しく肯定できます。

つくづく、日本語は難しくて面白いと思いつつ
家族やお友達・周りの方からもらった良い言葉は一つでも多く「ありがとう」と自分の心にプレゼントしていきたいですね(^^♪
時には、自分を自分で褒めていいと思います。
きっとその積み重ねが自信となって、未来にはばたく子供たちの生きる力になっていくのではないかと思います。

ちなみに三男はそんな長男の悩みを聞きつつ、「俺は〇〇上手いし✨」としきりに自分を褒めたたえていて、クスッと笑いました。
皆さんも良い言葉のプレゼントは、「ありがとう」と受けとってみてくださいね🌟