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旬の野菜・食材を食卓に取り入れよう!

旬の食材は健康的な食生活には欠かせないキーワード

食卓に旬の食材を取り入れよう

現代は、一年中さまざまな食材がスーパーで購入できます。だからこそ知っておきたい旬のもの。

旬の食材は、他の時期よりも味も栄養価も高く、たくさん収穫できるため、価格が安定してお財布にも優しい(*^^*)
また、その季節に人の体が必要としている栄養素を多く含んでいます。

季節で分けてみていくと
春に旬の山菜や野草持つ苦み成分は、身体の新陳代謝を活性化させ、冬の間に溜まった老廃物の排出に役立ちます。
夏には、みずみずしく水分豊富な野菜などが体にこもった熱を冷やしてくれます。
秋は脂ののった魚介類や果物・穀類・イモ類など、糖質の多い食材で冬の寒さに耐えうるために脂肪を蓄えます。
冬にはビタミンが多く含まれている葉物野菜で体の抵抗力を高め、風邪を予防します。

買い物に出かけた際には、身体が喜ぶ旬の食材を意識して取り入れていきたいですね。

旬食材の豆知識(夏)

特に、暑さと感染症で大変な今年の夏を乗り切るために、夏に旬の食材をいくつかご紹介。

〇トマト〇
トマトの赤色は『リコペン/リコピン』、抗酸化作用があり、がんや動脈硬化、老化防止に優れています。また、アルコール分解作用もあるので、飲酒時に食べると酔いの回りを緩やかにします。夏のおつまみにはぜひ冷やしトマトを(*^▽^*)

『リコペン/リコピン』は脂と一緒に摂ることでことで吸収率がアップします。また、加熱することで、うま味成分のグルタミン酸が増加し、甘みが増します。炒めたり、生食でもドレッシングオイルをかけて食べるのがおすすめです。我が家では完熟トマトやトマト缶をオリーブ油で炒めて、めんつゆと組み合わせてソースにしますよ♪

〇ピーマン〇
ピーマンは緑→黄色→赤、と熟しながら色を変えます。赤くなるほどビタミン類が増え、甘みが増し、青臭さが和らぎます。ちなみに、独特の匂いは、ピラジンという成分で、血栓を予防し、脳梗塞や心筋梗塞の予防と改善に効果があります。
豊富に含まれるビタミンの中でも、ビタミンPはビタミンCを熱から守り、加熱してもビタミンの流失を防ぎます。

油との相性が良く、ピーマンに含まれるβカロテンの吸収率も良くなるので、短時間で揚げたり、炒めたりするのがベスト。我が家では、ヘタだけ取って丸ごと揚げ焼きにして煮びたしか、たっぷりの油とニンニクで醤油炒めにしますよ♪丸ごとのほうが苦みが抑えられます。

〇トウモロコシ〇
トウモロコシは、たんぱく質や脂質、ビタミンB群やビタミンEなど、栄養バランスが良く、低エネルギー。しかも、茹でても栄養損失がほとんどないそう。色素成分のルテインには抗酸化作用があります。また、『天然の速攻便秘薬』と言われるほど、食物繊維が豊富です。

茹でる場合は、、沸騰したお湯に塩を加え4~5分。電子レンジの場合は、一本ずつラップにくるんで500Wで6~8分。新鮮なものはひげもサラダで食べると、ほのかな香りと甘みがあり美味しいですよ。

〇アジ〇
アジやイワシなどの青魚は、脳細胞や神経組織を活性化させるDHAや血中コレステロールを減少させ、血小板の凝固をおさせるIPA(EPA)が豊富。また、アジは魚の中でもカルシュウムやカリウムの含有量がトップクラス。骨粗鬆症予防にも効果的。ビタミンB群は夏バテ予防にも。

刺身・フライや南蛮漬けなど。生臭さが気になるときは、ショウガや味噌を使うと臭みが和らぎます。IPAは空気に触れると酸化しやすいので、柑橘類やゴマと一緒に食べると良いそう。

〇ウナギ〇
たんぱく質・脂質が豊富で、ビタミン類がバランスよく含まれています。特に、身体の抵抗力・免疫力向上のビタミンA。更年期障害・老化防止のビタミンEが豊富に含まれています。江戸時代から一般的に食べられるようになった、昔から愛されるスタミナ食です。

一番有名な食べ方は蒲焼。関東と関西で調理法が異なり、関東は背開きにしたものを蒸してから焼く、関西は腹から裂いたものをたれにつけて焼き上げます。


今年の夏は、暑さが厳しく、なかなか収束しない感染症への対策や行動制限など、心身ともに疲労がたまりやすくなっていると思います。
そんな時こそ、今一番美味しくて、栄養たっぷりな旬食材で自分自身や大切な人の心身のケアをしていきましょう♪
美味しいもを食べると、自然と笑顔が溢れます(*^^*)