①ウイルスや菌の侵入をブロックしてくれる
　鼻の中にはたくさんの細い毛が生えています。空気中に存在する病原体が空気と一緒に体内へ入らないようにバリアする役目を果たしています。それに対して口呼吸は、口からのどにかけて引っかかるところがなく、菌やウイルスがそのまま、のどから侵入できてしまいます。

②酸素を血液に取り込む量を増やしてくれる
　鼻の気道(副鼻腔)では一酸化窒素がたくさん作られています。空気を吸い込むと副鼻腔をとおり肺まで、酸素と共に一酸化窒素も送り込まれます。最近の研究で、この一酸化窒素が血液に酸素を取り込む量を増やす効果があることがわかっています。

③血管を広げて血流がアップする
　②で出てきた一酸化窒素にはまだ、すごい力があります。血管を拡張させ、血流を良くする作用もあるそうです。高血圧や動脈硬化など血管系の病気を防ぐことにもなります。

④免疫力がアップする
　一酸化窒素にはまだまだ、すごい力があります。体内に侵入した病原体を退治する、抗菌・抗ウイルスの作用があることもわかっています。

余裕があるときに意識を向けるだけ。

誰でも今すぐにでも実践できる身体が喜ぶ「鼻呼吸」。

是非、皆様もコロナやインフルエンザ予防の一つとして鼻呼吸を心がけて過ごしてみてくださいね(^^♪

AMIのレッスンでも毎回、呼吸トレーニングを行なっています。まずは呼吸から心と体を整えるベースをつくっていきましょう♪